昨日、うちの合宿の取材依頼が山陰放送から来た。

16年前の合宿のお時にお会いしたエリザベスサンダ―ホームの方との話に一番興味があるらしい。

 

エリザベスサンダ―ホーム(僕の尊敬する方のお一人、澤田みき先生がおつくりになった。)戦後”パンパンガール””パン助”と呼ばれた日本人女性と、アメリカの?進駐軍の兵隊さんとの間に、多くの育て親のいない”あいの子”が生まれた。

 

今は「ハーフ」ともてはやされるが、当時は「合いの子」は差別された。

 

そんな子供たちを引き取る施設を鎌倉におつくりになった。・・澤田先生の家系は財閥系。ご主人も敗戦処理に尽力された外交官。

 

鎌倉で海がすぐそばにあるのだけれど、夏、海に近づくと「や~い。合いの子。」と石も投げつけられる。

 

そこで、澤田先生は子供たちを連れて、偶然先生ゆかりの鳥取の別荘に子供たちを連れて行かれた。

 

鳥取の子供たちは、よい意味での無知。・・すぐに仲良しになって一緒に海で遊んだ。

 

「懐かしくて。」と鳥取にいらっしゃったサンダーホーム出身の方々に、またまた偶然。お会いした僕の引率した平成生まれの子供たちは話を伺い、びっくりしていた。

 

そんなエリザベスサンダ―ホーム。澤田みき先生。・・・本当に大尊敬している。

 

僕にはそんな資金力はないけれど、「子供たちを守る。」と言う志は引き継いでいきたい。